子供の虫歯治療や麻酔方法について|那覇市の小児歯科専門サイト

子供の虫歯治療

子供の虫歯治療
子供の虫歯治療

当院の虫歯治療においては、お子様が歯医者を嫌いにならないよう、「歯医者を楽しめる仕組みづくり」を常に心がけています。

具体的には治療後が楽しみになるご褒美タイムや、お子様自身が「頑張って最後まで治療ができた!」という達成感を味わえる瞬間を大切にしています。

子供が一人で診療室に入れるか不安なお母様へ

子供が一人で診療室に入れるか不安なお母様へ

当院では一人で入るかどうかはお子様と保護者の方に任せています。お子様が不安なときだけでなく、保護者の方が一緒に中に入って様子を見たいときも診療室内まで入っていただいています。
お子様が慣れてくると、一人で治療に臨んだ方がスムーズなことも多いので、そのような際はお子様の様子を見て提案させていただいています。

もちろん治療時も、当院では嫌がる子に無理やりの治療はしません。そして小さな子にも説明し、嘘をつくことはありません(今日は何もしないよー!と言って歯を削るなど……)。
不安そうな表情、何か言いたげな眼差し、お子様が発してくれる小さなサインを見逃さないように気を付けています。

歯医者に行く年齢・タイミング

歯医者に行く年齢・タイミング

歯医者受診の目安は、離乳食完了期を過ぎた1歳半以降に一度お越しになられることをおすすめします。

理由としては、以下3つです。

  • 1歳半以降は、市販のお菓子やジュースなどを召し上がるお子様が増え出す時期であるから
  • 比較的早い段階から歯医者の雰囲気に慣れれば、楽しい場所だと認識させやすい
  • 1歳を過ぎたあたりから虫歯予防(フッ素塗布)を行える

虫歯治療という観点から申し上げると、概ね4歳半以上のお子様であれば治療がしやすい傾向です。

いずれにせよ、器具の練習が円滑にいってから治療を進める等、適切な配慮を加えた丁寧な治療に努めています。

乳歯の虫歯のリスク

乳歯の虫歯のリスク

乳歯の虫歯だから治療せず生え変わりを待っていいのでは?」と思われる方もいると思います。すごく気持ちはわかりますが答えはNOです。(すぐに抜けそうな歯はそのまま経過を見ることもありますが)

乳歯の下には永久歯が待ち構えています。長期間乳歯の虫歯を放置すると永久歯に悪影響が出る場合もあります。場合によっては歯並びに影響を与えることもあります。
何より、虫歯がある(=虫歯菌が口の中に多い)口の中に、一生使う大切な永久歯が生えてきます。必然的に虫歯にかかるリスクは高くなります。
どうか永久歯をきれいなお口で迎えてあげてください。

麻酔にも気を使っています

お子様の麻酔に関しては、できる限り痛みを減らせるよう、細やかな工夫に取り組んでいます。

針の痛みを軽減

針の痛みを軽減

麻酔の針は痛みを少しでも感じにくいよう、表面麻酔を十分に効かせたうえで極細の針を使用します。また、麻酔液も体温程度に温めておくことでヒヤッとした感触を避け、痛みを軽減。

丁寧な事前準備を行うことで、お子様への負担を最小限に抑えます。

治療の不安やストレスを軽減(笑気麻酔)

治療の不安やストレスを軽減(笑気麻酔

当院では笑気麻酔を導入しています。
笑気麻酔は不安やストレスを軽減し、リラックスしていただける麻酔です。その効果によって、
歯科治療時に生じる振動・痛み・不快音などが軽減されます。
またリラックスすることで過度な心拍数向上を抑え、身体への負担軽減にも効果があります。

笑気麻酔は大人でも使用可能で、無痛分娩時にも実用されるほど安全な麻酔です。

ラバーダムを使用します

ラバーダムを使用します

お子様の状況により、説明したうえでラバーダムを用いた治療を行う場合があります。ラバーダムとは、お口周りにゴム素材の防護シートで、歯だけを隔離させるアイテムのことです。

ラバーダムには治療中の舌を傷つける等の事故を未然に防ぐ、材料を飲み込んでしまうといった誤飲を防止のメリット等があります。

お口の中に水が溜まることがないため、治療中にウトウトするお子様もいらっしゃるくらいに、一度慣れてしまえば術者もお子様も双方にとって楽な治療法です。

治療中はリラックスできる環境を

治療中はリラックスできる環境を

治療中は落ち着いた空間でリラックスしながら治療に取り組んでほしい。そういった想いから、様々な工夫に努めています。

例えば、治療チェアの間にはすりガラスを設けており、隣の方が気にならないよう配慮を加える、こまめな声かけでお子様の不安を取り除く等です。

また、好奇心旺盛なお子様が退屈しないよう、お絵描きボードや絵本などを備えたキッズスペースもございます。

治療前・治療後は保護者の方に説明します

治療前・治療後は保護者の方に説明します

当院では、誰でもわかりやすい治療であることを目指しており、「自分自身や家族がうけたい!」と思える歯科治療を提供できるよう、誠実な治療をモットーにしています。

一方通行のコミュニケーションにならぬよう、保護者とお子様、双方にとって納得感のある説明に努めており、嫌がる子供に対して無理に治療することはございません。

また、お子様にとっても治療後の達成感が得やすいように、口腔内カメラを使用し、お口の状態をより見える化。治療の効果を一目でわかるようにしています。

頑張ったお子様にはご褒美も

頑張ったお子様にはご褒美も

お子様が「また歯医者に行きたい!」と治療に対して前向きになれる取り組みの1つとして、治療後のご褒美タイムをご用意。

怖がりのお子様でも、治療後のお楽しみがあることで頑張れる動機付けにつながります。