2022/11/06お知らせ
小さいお子さんの歯磨き粉について
こんにちは!
歯科衛生士のサダカネです(^^)
みなさんはお子さんの歯を磨く時、歯磨き粉を使用していますか??
仲里歯科では初診時に必ず、お子さんの歯磨き粉の使用の有無を確認させて頂いています。
聞き取りをしていくと、意外と歯磨き粉を使っていないお子さんが多いな〜と感じます。
味が苦手で嫌がる…うがいが出来ないからお水だけで磨いているなど、理由は様々です。
私たちの医院では、お子さんのむし歯ゼロを目指す取り組みとして、正しいフッ素の使用をお願いしています🦷✨
今回はオススメする歯磨き粉と使い方についてお話ししていきますねー✨
チャイルドケア ジェル歯磨き粉 ブドウ味
歯が生え始めた小さいお子さんから、うがいがまだ上手に出来ないお子さんに院内でオススメしている歯磨き粉です!
その理由として
- フッ素濃度が970ppmと高い
- キシリトール25%配合
- うがいのいらないジェルタイプ
という特徴があります。
お母さん、お父さんに歯磨き粉の聞き取りをするとスーパーやドラッグストアなどで購入できる歯磨き粉を使用している場合がほとんどです。
その時に注意して見て頂きたいポイントが、どのくらいフッ素が配合されているか確認してみて下さい!
意外と❗️何も表記されていないことが多いです
ppmがフッ素の濃度を表す単位になるんですが、数値が多ければフッ素がたくさん入っているということになります!
生えたばかりの歯はまだまだ弱く、唾液の中にあるカルシウムなどを吸収して、硬くて丈夫な歯になります🦷
弱い生えたばかりの歯が、ジュースやお菓子などの虫歯の原因にさらされるとすぐ虫歯になってしまいます、、、😭
予防という観点でみると、歯磨き粉のフッ素の力を借りて、生えたばかりの乳歯を硬くて強い歯にすることはすごく重要なポイントになります!
濃度が高すぎると心配というお母さんもいらっしゃると思いますが、チャイルドケアはうがいが出来ない低年齢のお子さんも、安心して使える濃度のフッ素配合の歯磨き粉です✨
キシリトールはガムが有名ですが、意外と歯磨き粉にも含まれています。
一番大きな特徴として
虫歯菌の働きを抑制する
という効果があります。
フッ素+キシリトールの力で虫歯予防が出来る歯磨き粉ということですね〜✨🙆♀️
私たちが普段使っている歯磨き粉は発泡剤や研磨剤が入っているため、うがいが必要です。
ジェルタイプはそれらの成分が含まれていないため、うがいはしなくて大丈夫な歯磨き粉です✨
そして、このジェルタイプの歯磨き粉を使う時の一番大事なポイントは
うがいをさせないこと!
です!!!
歯磨き粉だからうがいをさせた方がいいと思いがちですが、歯にフッ素をしっかり取り込ませる為にうがいはさせないで下さい🙅♀️
わたしたち大人が使っている歯磨き粉にもフッ素が配合されていますが、うがいで98%は流れてると言われています、、、(T-T)
使い方は
- 何もついてない歯ブラシで汚れを落とす
- うがい出来る子はうがい
- チャイルドケアを歯全体に塗るイメージで磨く
- そのまま寝る(30分は飲食を控える)
これが虫歯予防には一番効果的な使い方です。
手元に同じ歯磨き粉がない場合でも、ジェルタイプの歯磨き粉であれば、上の使い方に変えて使うだけでもかなり虫歯予防に効果があります✨
仲里歯科では紹介したブドウ味と少しだけミントが入ったアップルミント味の2種類を販売中です♪
歯磨き粉の購入だけでもいつでもウェルカムですよ〜
お子さまのお口のこと、なにか気になることがあれば気軽にご相談下さい✨